【バトルレジェンド】雨+日食ネクロトリル【反省記事】
こんにちは、クロノです
あまりいい結果を残すことはできませんでしたが供養と反省の意を込めて書きます
自分で構築を作って結果を出す事はとても難しい事だとよく分かった1年でした。
戦績
最終1657(480位)
今回は瞬間でも1700に到達できませんでした。悔しいです。
構築経緯+採用理由
まずこのルールの仲間大会において、伝説枠にザシアン/ソルガレオなどの鋼ポケモンの使用率が高いことから、エースに添えるポケモンを鋼半減以下で組むことから始まり、伝説枠に日食ネクロズマを決定した。
さらに日食ネクロズマがやや不利になる晴・砂に対してタイプ的にも相性の有利が取れる雨を選択、使用率上位のポケモンにあまり不利を取らず、ダイジェットが使えるダイマエースとして、キングドラ、始動役はペリッパーと選択だったが、手助けが使えて伝説枠に軒並み不利であるゴリランダーが環境にそれほど多くないと踏んだニョロトノが決まった。
また、単指しでも日食ネクロズマなどのトリル鋼エースに強いコータスが多いと考え、第二のトリルエース枠にコータスにそこまで不利を取らず、鋼枠にも強いアローラガラガラを採用。
後はネクロズマ以外のトリル始動役かつ特性:おみとおしで情報アドが取れ、グドラと並べてニョロトノに引くことでほぼ確実に天候が取れるサマヨール、そして威嚇やバークアウト、嫉妬の炎などで妨害のできるガオガエンが強いと感じたため選ばれた。
個体紹介
日食ネクロズマ@弱点保険
H:振り切り
A:最大
B:余り
S:無振り60族(実数値80)抜かれ(77は個体値9〜10)
自分がS0個体のネクロズマを所持していないためS9の個体で妥協していましたが、トリル下で役割対象であったガオガエンを抜けていれば特に問題はないと判断したため使用していました。最遅ガエンはそもそも鉄球持ちでないと抜かせないので大丈夫だと思います。
本当は守るを入れたかったのですが地面技を打ちたい場面・相手が多かったので入れることが出来ませんでした。このポケモン自体でトリル展開を出来るので、サマヨールの枠を再考すべきだと思いました。
ニョロトノ@オボンのみ
H:振り切り
C:最大
B:余り
努力値振りに関してはあまり良い仮想ダメージ相手が見つからなかった点、またニョロトノが置物にならないように少しでも火力を出せるように最大にしました。
水技枠は熱湯と選択でしたが、この指をしてても負担がかけられ、命中率ダウンの無限の勝ち筋を狙える濁流にしました。ですが大事なところで外すことが多かった点・凍える風があまり機能しなかった気がしたので冷凍ビームや熱湯などでもよかったかもしれません。
キングドラ@命の珠
H:奇数
C:振り切り
D:DL対策
S:雨下+1エースバーン抜き
雨エース。初手でサマヨと並べてサマヨールをニョロトノにバックしてエース展開orトリルの横で流星群や濁流だけを打って退場していく事が多かったです。
実際耐久が低いポケモンなのでダイマ時にも撃ち負ける事が多いため、リザードンがエースの晴れや砂パなど相当有利じゃない限りは展開させなかったです。
Sラインをエースバーンに設定しましたがそのようなシチュエーションが45戦中一度ほどしかなかったので火力を上げる控えめでも良かったかもしれません。
ガラガラ@太い骨
H:振り切り
A:最大
S:最遅
普通の最遅ガラガラです。ダイマックスを切らなくてもかなり高い火力で攻撃できるのは魅力でした。炎・ゴースト&避雷針は多くのポケモンに耐性が持てるポケモンでザシアンに強い(と思っていましたがふつうにきょじゅうざんで半分近く入りました。)
Resuさんが日食ネクロ+原種ガラガラ+雨で結果を残していたのでこの構築も詰め次第でワンチャンあったのでは、と思うと悔しいです。
ガオガエン@シュカのみ
H:奇数の最大
B:威嚇込みで球エースバーンの飛び膝最高乱数切って耐え
D:余り
S:4振り
今回はシュカガエンで相手の地面技(ダイアース)を確実に耐えて火傷を入れる事が目的でしたが、物理0ガエンではダイマックスを切る事も出来ずこのポケモンが残されたときに圧力が弱すぎる点がダメだったと思います。実際捨て台詞よりも素バックすることが多かったのでこの枠をフレアドライブor悪打点にするのが良かったのかもしれません。
サマヨール@進化の輝石
H:最大、奇数
B:陽気A252球ドラパルトのダイホロウ(130)確定耐え
D:リザードンの晴れ下サンパワーキョダイゴクエン(150)確定耐え〔球は耐えない)。
今回のルールは常設ルールで無い事、またザシアン以外の伝説ポケモンが様々な持ち物の可能性があるため初手のおみとおしがかなり強かったです。スカーフや半減実の奇襲に対応して初手を選択していくことが出来ました。
球は耐えない。と書きましたがニョロトノ出しや猫騙しなどかなり有利にこちら側が展開しやすいのでそんなに困りはしませんでした。
おみとおしが強すぎるだけでなく、相手より遅く交代が出来る事で確実に天候の取れるキングドラと初手で出すことが多かったため、ネクロズマのトリルを切るorこの枠をイエッサンにすればよかったと思います。
基本選出
基本選出⑴
後発:グドラ以外から2(ニョロトノを先発で出さない場合ほぼ必須)
グドラが通ってると感じた時の選出です。
裏にネクロズマorガラガラを添えておくと展開次第でトリックルーム展開に持ち込めます。
基本選出⑵
猫トリルで楽に展開できそうな構築相手にはキングドラの枠をアタッカー枠に目いっぱい割きます。
改善点
⑴トリルの安全な展開が出来ない(確実性に欠ける)
この指トリルによるトリル展開が出来ないので必然的にそうなってくるでしょう。
それによって選出が窮屈になったり選出の段階で多少の読みが必要になってきます。
⑵キングドラ展開(雨)展開の時の押し負け
雨選出の場合、キングドラのダイジェットに乗るポケモンがほとんどいなかったり、ダイマックスキングドラが倒されてしまうと一気にダメージソースを失ってしまう事が多かったです。
そのため、この指が出来るポケモンなどでキングドラを守ったりダイジェットに乗って強い攻撃が出せるポケモンをPTに組み込むべきでした。
⑶状態異常耐性が極めて低い
催眠術や欠伸などによってエースポケモンが機能停止することが多々ありました。モロバレルとはマッチング数が少なかったため助かりましたが、初手に出てくる硬いポケモンで欠伸を打って流してくる構築は基本的にすべて辛かったです。催眠は使う側が安定しない、という事以上に使われる側はその対策を最低限する必要があると思うのでなんらかの対策を用意しておくべきでした。
⑷命中不安など不利になる運要素が強い
濁流を当てれば勝ち(外れたら負け)が最もこれに当てはまるでしょう。どうしても辛い展開では命中ダウンや暴風の混乱などに頼らざるを得ない場面がありました。また構築の性質上、ダイマポケモンがBDを積んでいる/ガエンで相手のACを下げている(急所を当てられたら負け)の場面頼りが非常に多かったのもこれに同じように言えます。この大会では急所を当てられて勝ち試合を負けにしてしまう事が多かったです。
45戦のインターネット大会では安定して勝っていく事が必要だと思います。これは2021年以降の大会でもよい教訓として自分の中に活きると良いと思っています。
総括
2020は自分にとって初めて本格的に取り組んだシーズンでしたが、インターネット大会で結果が残せなかったのが一番悔いが残る点でした。
ランクマッチにも言える事ですが、練度の高い構築を持ち込む事が勝つ確率を上げる大きな要素の1つだと思うので以後精進したいです。
冠の雪原以降の環境でお会いしましょう。ここまで読んでいただいてありがとうございました。